沿線情報(日本遺産’奥南部’漆物語)

日本遺産’奥南部’漆物語
~安比川流域に受け継がれた伝統技術~

岩手県の八幡平市から二戸市へと流れる安比川。
その流域を含む旧南部藩領北部は民俗学の祖である柳田國男が「奥南部」と称し、
川とともにある農の風光を讃えた土地。

ここで古くから現代まで継がれてきたのが、木から器をつくり、良質な漆を掻き、漆を大切につかって丈夫で美しい漆器を仕上げる技術です。

この文化は今、貴重な国産漆の生産を支え、それぞれの地域の漆器は安比塗、浄法寺塗として愛され、日本遺産として世界に誇る宝となっています。

風景のなかに今も点在する歴史に想いを馳せ、森をめぐって技を知り、職人を訪ねて情熱に出会う。今昔を渡って紡がれる物語をたどって、深く美しき漆の旅へ。

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奥南部漆物語 (urushi-okunanbu.com)

安比川

《おすすめの周遊ルート》

①「奥南部」の自然環境から、山信仰の世界まで ~「奥南部の漆にまつわる物語」の全貌に迫る~ 一泊二日
 ●1日目
 盛岡駅9:00===(レンタカーまたはタクシー)===10:00安比高原ブナ二次林散策11:30===11:50岩屋不動社12:10===12:30北の蕎麦屋(昼食)13:20===13:30八幡平市博物館14:20・・・14:30安比塗漆器工房15:00===
    ===稲庭岳周回===17:00天台の湯【「漆の間」に宿泊・漆器をふんだんに使った郷土料理と地酒の夕食】

 ●2日目
 天台の湯9:00===9:15ふるさと文化財の森「漆の林」9:45===10:00浄法寺歴史民俗資料館11:30===(浄法寺地内で昼食)===13:00天台寺14:30===14:40滴生舎15:10===15:30なにゃーと物産センター16:00・・・
    ・・・16:10二戸駅+++(IGRいわて銀河鉄道)+++17:18盛岡駅

②「木地師の郷」、「塗師の郷」そして「漆掻き職人の郷」をめぐる 日帰りコース
 盛岡駅8:00===(レンタカーまたはタクシー)===9:00安比高原ブナ二次林散策10:00===10:30八幡平市博物館11:00・・・11:10安比塗漆器工房11:30===12:00天台の湯(漆器を使った郷土料理の昼食)13:00===
    ===13:10ふるさと文化財の森「漆の林」13:30===13:50天台寺14:50===15:00滴生舎15:20===15:40なにゃーと物産センター16:00・・・16:10二戸駅+++(IGRいわて銀河鉄道)+++17:18盛岡駅

③浄法寺漆の世界 日帰りコース
 盛岡駅7:32+++(IGRいわて銀河鉄道)+++8:42二戸駅===(レンタカーまたはタクシー)===9:10浄法寺歴史民俗資料館10:00===10:10天台寺11:10===11:20滴生舎11:50===12:00ふるさと文化財の森「漆の林」12:30===
    ===12:40「銀河ダイニング へのへの」(昼食)・なにゃーと物産館(お買い物)14:00・・・14:13二戸駅+++(IGRいわて銀河鉄道)+++15:21盛岡駅

※コース内立ち寄り先のご予約、コースのご相談、ガイドの手配など、お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先 gingakankou@igr.jp

安比高原ブナ二次林

岩屋不動社

塗室

安比塗漆器工房

稲庭岳

漆器をふんだんに使った郷土料理と地酒の夕餉(イメージ)

ふるさと文化財の森「漆の林」

「塗師」による職人の技

天台寺

滴生舎